このブログでも紹介している人気漫画ファブルが実写映画化されることになった。
ザ・ファブルがどういう漫画かというと、有能な殺し屋がヤクザ同士の抗争とかで活躍しつつも、義理人情でかわいそうな人間は助けてあげたり、基本シリアスな漫画だが、コミカルなシーンや恋愛要素もあったりと、大人も楽しめるアクション漫画。
ヤングマガジンの中でも、掲載順はかなり前の方なので今人気の漫画で、原作のファンが映画館に足を運んでくれる・・・かもしれない。(恐らくおっさんばかりだろうから実際のおころは不安だが)
日本で漫画の実写化をすると失敗するパターンがかなり多いが、多分この映画はある程度面白くなると思う。何故なら日本にはVシネマというヤクザ映画の歴史があって、この漫画のベースは思いっきりVシネマと同じなので、多分そんなに外れることはないはず。なので安心して1800円払い映画館で観よう。
では配役を紹介
配役
主人公を演じるのはジャニーズの岡田准一さん。
ファブル
ファブルの顔は
これとか
これだー。基本的に不愛想ー
演じる人が
これw
実写になって美化されるという珍しいパターンだが、岡田准一さんは体を鍛えていたり、格闘技も習っているらしいので、強いファブルを見事に演じてくれるのではないだろうか。
ちなみにファブルの本名は佐藤明(さとうあきら)。無敵の殺し屋として、ヤクザに手を貸しているが、一般人や弱気人間に危害を加えることはない。沈黙の艦隊のスティーブンセガールがヤクザになって少しコミカルになった感じだろうか。あまり苦戦せず無敵感のまま問題を解決することが多い。
ミサキちゃん
ヒロインは清水岬(通称ミサキちゃん)はこちら
山本美月さんがヒロインのみさきちゃんを演じる
山本美月
かなりイメージ通りではないだろうか。ミサキちゃんがどういう人物かというと、何となく主人公に恋を寄せる主人公の仮初の姿であるデザイン会社の同僚。
人が良いのと、かつてグラビアアイドルをしていた縁で、ヤクザによく狙われる事になってしまい、それがきっかけで幾度となくファブルに助けられることになる。
ヨウコ
そしてもう一人のヒロインと言ってもいいのが、ファブルの妹(設定)の佐藤洋子(通称ヨウコ)
こちらを演じるのは木村文乃さん
ヤンマガの読者層を考えると、ヒロインよりこっちのヨウコのほうがもしかすると人気は高いかもしれないので、かなり美味しい役になるだろう。
ヨウコは、実際にはファブルの妹ではないのだが、身寄りのない子供の頃にファブルの組織に拾われ雑用などをこなして、ファブルの妹という設定にして世間に溶け込んでいる。
※雑用といえど、かなり強い
その他キャスト
その他ファブルに出てくれる俳優さん方
その他といってもめちゃくちゃ豪華なキャスト(佐藤浩市、福士蒼汰、柳楽優弥、向井理、安田顕)
岡田准一さんはじめイケメン俳優も多いが、この漫画は基本的に
こんな感じで決してイケメンとは言えない登場人物が多いので、少し設定や雰囲気は変わるかもしれない
どちらかというと作者の南勝久さんの方が原作の登場人物には近い気がする
こちらが南勝久さん。以前はナニワトモアレを連載していた人気漫画家だ。
義指の中に毒をいれて、対立組織のヤクザを殺したり、あとは銃撃戦なんかもあるようなアクション漫画なので、視覚的にも楽しい映画になってくれることだろう。
あとこの漫画の大きな特徴として、吹き出しのセリフの語尾に必ず『ー』という伸ばし棒がついている。
私もこの漫画を欠かさず読んでいて最初は脳内でセリフを伸ばしてよんでいたのだが、作者によると
どうやらあれは語尾を伸ばしているのではなく、時間的な間ということらしい。
なので映画で岡田准一が語尾を伸ばすことはないので、ジャニーズファンも安心して観に行って欲しい。
ネットの反応
砂川って薄毛のおっさんなのに何で向井なんだよ
この漫画は面白い
真黒組が真黒カンパニーになってるの萎える
岡田じゃイメージが合わないw
ナニトモの人か
二つ目も当たって良かったね
藤井聡太でいいやんファブル役
↑似てるw
イケメンとか美人使ったらそいつらのファンもきてくれるんだよ。文句いってるやつは考えろ
マジメか
実写映画化は失敗ばかりだからどうなることか
作者ら関係者のコメント
岡田准一
今回、初めて大人気マンガ原作の映画化作品にチャレンジします。江口カン監督を信じて、キャスト、スタッフの皆様と力を合わせて撮影に臨みたいと思います。初の「殺し屋」役となりますが、殺してはいけないという設定の中でのアクションを全力で楽しみたいです。
江口監督
映画「ザ・ファブル」は笑えてカッコいいエンターテインメント映画! 僕はこんな映画が撮りたかった!! 原作の面白さを大切に、映画ならではの大掛かりなアクション、クールな映像表現、そして大笑いのコメディーシーンの連続です。岡田准一さんをはじめとする素晴らしいキャストとの現場は超エキサイティング。この熱を、ぜひスクリーンで感じてください!
南勝久
今回の映画化に当たり、ご尽力いただいている皆様に心より感謝いたします。映画化は僕にとっても大きな夢の一つでした。主演の岡田准一さんをはじめとする演者の方々の迫真の演技と、江口カン監督の好演出で、素晴らしい作品として世に出ることを願っております。映画の尺上、カットせざるを得ない場面や、違う流れで進行する映画版のストーリーは、これまたもうひとつの「ザ・ファブル」として面白いものになると脚本を読んで感じております。公開は来年とのことですが、映画ファンとして僕自身も楽しみに完成を待ち望んでおります。
今やヤングマガジンを背負っているといってもいい人気漫画だけに、かなり期待できるはずだ。暇な人は是非映画館に足を運ぼう。映画は2019年公開予定