はじめの一歩1247話の考察です。ネタバレ含みますのでご注意ください。
週刊少年マガジン
年内最後の発売です!
巻頭カラーで、はじめの一歩
とんでもない衝撃が
待っています…!!
ぜひ、ご覧ください! pic.twitter.com/EI4X0Hzfu3— 『はじめの一歩』担当 (@hajimenoippo100) 2018年12月26日
1247話は巻頭カラーでした。担当編集曰く「とんでもない衝撃」が待っているとのこと。確かにすごい衝撃がいくつかありました。
前回1246話では、一歩が後輩ボクサーの板垣にスランプは才能のある人間に許された特権と、独特の思考回路で自己否定していました。素人に暴力をふるってしまった今は恐らく全てのことを悪く考えてしまうんだと思います。
そんな一歩は以前鷹村が言っていた「人外(簡単にいうと怪物)」という言葉を思い出し、自分はその壁を越えられず特別なボクサーになることはできなかった、と諦めの境地に達していました。一方人外の鷹村も必殺技を考案したようでジムで特訓していました。一歩はどうなるのでしょうか。
はじめの一歩1247話
結論からになっていまいますが、森川ジョージ先生の担当編集が言っていた「とんでもない衝撃」から。
とんでもない衝撃
・幕ノ内一歩がスキンヘッドに(坊主ではなくスキンヘッドですw)
・鷹村の必殺技は浣腸。その破壊力の衝撃。あんなの食らったらボクシングどころじゃないです。
・一歩が鴨川会長に破門依頼。つまりジムからの退会とボクサー引退です。
・青木に弟登場
担当編集がいってい「衝撃」はこれら4つのことを指していたのかなと思います。
一歩は鴨川ジムを辞める?
会長に自分を破門にしてくださいと一歩が懇願していましたが、会長はそれすら許しません。
但しそれは一歩を甘やかしているわけではなく、むしろ逆で辞めてしまうことは問題からの逃げなので、それすら許さず更に思い罰を与えるという趣旨でした。
会長が一歩に課した罰は、①3か月間のジム掃除。②弟子をとること。
①はわかりますが、②は意味不明です。
しかし今のはじめの一歩は、バキや古くは北斗の拳のように「大先生が人気作品を破壊するギャグ漫画」化しているので、それでほとんどの展開は納得することができます。
ただ鴨川会長厳しいこと言ってますけど、本当は一歩にこのままジムやボクシングから去ってほしくないんでしょうね。何とか一歩にはボクシング復帰して欲しいです。
一歩に初めての弟子
弟子の件は会長がすでにお膳立てしていました。
一歩についた弟子はなんと泰平。そう、一歩が殴った青年です。
一歩は彼を殴って自分に嫌気がさしていましたが、実は泰平は殴られたことを恨んではおらず、それどころか親身になって自分にぶつかってくれた一歩に対して、愛を感じて師匠と慕い始めていたんです。なかなかの感動話です。
そしてなぜかもう一人弟子志願者がいましたw
今までは鷹村や一歩が真面目にボクシングやって、茶番劇を青木や赤松勇(あかまつ いさむ) 黄桜大(きざくら ひろし)が担当していましたが、これからは一歩がその役割を担うのでしょうか。
今の森田先生は何をするか分からないので、鷹村がボクシング、一歩がギャグ担当という展開も十分考えられます。
青木の弟
衝撃の展開は更に続き、青木勝の弟が初登場します。
その弟とはなんと泰平ww
一歩が殴り、一歩の弟子にならんとしている男です。彼が言っていたくそ兄貴とは青木勝のことでした。100巻以上続いて主要人物となっていた青木の弟がここで初登場というまさかの展開です。
鷹村は彼に必殺の浣腸をすると言っていました。彼は月に着陸するより難しいと言われていた「日本人のミドル級世界王者」を達成した有言実行の男なので、浣腸は実行するはずです。
一歩と泰平の肛門はどうなってしまうのか。1248話に続きます。
1248話の展望
一時は一歩が引退して最終回という恐ろしい結末も予想されたんですが、現在は何とか連載継続へ向けてストーリー展開してくれています。
泰平も警察に被害届を出すことはなさそうなので、一歩の暴力事件は一歩自身が乗り越えれば、あとは問題なしという所まできています。
今後は、泰平の改心した様子を見た一歩が、自分のやったことは間違っていたけど全く意味のないことではなかったと、少しづつ精神状態が安定していくのかなと予想しています。1248話ではその辺の一歩の変化と、鷹村のいつものヤンチャぶりが描かれそうです。
1247話は合併号だったので1248話は来年ですね。今のはじめの一歩は賛否ありますが、私は楽しんでいます。