ゴールデンカムイ181話の考察です。ネタバレ含みますのでご注意ください。
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前回180話では、キロランケ達はソフィア脱獄計画のため刑務所の塀を爆破させ、囚人たちをうまく誘導していました。しかしソフィア達囚人は野性の虎とエンカウント。更に虎だけでなく予定していた爆弾もほとんどが不発に終わるなど綱渡り状態で計画は進んでいます。
ゴールデンカムイ 181話
(ヤングジャンプ/野田サトル/ゴールデンカムイ181話より引用)
180話から引き続き虎出演中。序盤の熊もそうですし野田サトル先生は動物の絵が本当にうまい。虎は本来樺太にはいないはずですが、獲物を追って生息域以外の場所へも現れることがあるそうです。
ソフィアvs虎
下っ端の囚人はソフィアを守ろうとしていましたが、男気のあるソフィアは億さず率先して虎とバトルしていました。
しかも囚人の銃を使わず持っていた鎖を使って虎退治。
銃を使わない理由は、ナーナイ族の間でトラが神聖な動物とされているため殺すことはできないからです。日本でいうヘビみたいなものでしょうか。そんなハンデキャップマッチでしたが最後は虎が戦意喪失していました。
虎はまだ体力十分なので、後々登場しそうですが、一度決着がついたソフィアを襲うことは無さそうです。
涙ぐむソフィア
塀を抜けたソフィアはアシリパを発見。
一目みてウイルクの子と分かったソフィアは涙ぐんでいました。ウイルクに好意を抱き想いも伝えたんですが、彼女は長谷川の妻と子供を撃ち殺してしまった罪悪感と革命への使命感から女としての幸せを捨て、ウイルクとの恋を諦めた過去があります。
アシリパにウイルクの姿を重ねたのでしょうか。色々な経緯を踏まえてこのコマを見ると更に感動的でした。
白石は面白い
ソフィアをみて「何か想像と違う」とテンションが下がっていました。まあそりゃそうですよね。美しく年をとったロシア美人を想像してたんだと思います。
この方が
こうなったことにびっくりしたカーリングファンと同じ心境でしょう。でも刑務所って割と健康的な食事のはずなんですけどね。ただ質素な食事で大きな体を維持できるからこその強さです。
キロランケはもっと面白い
白石とは対照的にソフィアの今の姿を褒めていました。立ち読み組の読者はコンビニで笑ってしまったはずです。
キロランケは嫁も肝っ玉母ちゃんでしたし、サモア人みたいな風貌の女性が好みなんでしょうね。B専というよりこれは民族性かもしれません。
ただこの再会は、そんなほのぼの空気に終始することはありません。
ソフィアの意外な反応
キロランケを見るなり鋭い目つきになって彼をビンタしていました。どうやらウイルクの死にキロランケが関与していると知っているようです。
更にソフィアのロシア語に尾形が反応していたので、もしかすると尾形はロシア語を理解しているのかもしれません。182話はどうなるのでしょうか。
182話の展望
本来ならばキロランケを殺してケジメを取りたいところかもしれませんが、脱獄できたのはキロランケの助力のおかげなのでソフィアがどう出るか見ものです。
(虎の事も見逃していましたし、虎の意味をもつ本名ユルバルス=キロランケのことも傷つけることはしなさそう)
ロシア語に反応した尾形のリアクションはたまたまかもしれませんし、身振りで何となくわかっただけかもしれません。色々気になる点がありますので182話が楽しみです。