ゴールデンカムイ186話の考察です。ネタバレ含みますのでご注意ください。
≪#GKA総選挙 【「杉元佐一」サイン色紙】野田先生コメント≫
(“『杉元』と『アシ(リ)パさんの格好をした子供の頃の杉元』の二人で”という)「不思議なリクエストでしたが描いてみると、なかなか可愛い感じになりました。顔の傷はどうしようか迷いましたがあえて描きました。」 pic.twitter.com/JWrc3nN9sZ― ゴールデンカムイ(公式) (@kamuy_official) 2019年1月9日
これは欲しい。zozo前澤社長の100万円より欲しいかも。当たった読者様おめでとうございます。
前回185話では、銃を持たせたら無敵の尾形百之助が、話術ではアシリパに論破され返す言葉をうしなうという見てはいけない場面もありました。
更には杉元佐一も接近。これまで行動を共にしてきた尾形と杉元佐一がとうとう敵として相対します。
ゴールデンカムイ186話
前回感動の再会を果たしていた杉元と白石ですが、早速じゃれあって喧嘩してましたね。
(二人が乗っていた流氷が流され始めたので、杉元がお前が水に飛び込んで流氷を押せと白石に支持してましたw。犬には言わず白石に労働させようとする杉元さすがです。)
ただこのほのぼのパートは後の殺伐パートのフリでもあるんですよね。とうとうゴールデンカムイの主要人物が死亡しそうな展開となりました。
キロランケvs谷垣
谷垣は鯉登、月島と行動を共にしており、その場にやってきた脱走したロシア囚人を制圧(普通に殺してましたw)したまではよかったんですが、月島がスヴェトラーナ(灯台にいた老夫婦の娘)を連れてモタモタしていたので、谷垣が一人になってしまいます。
その谷垣の背後から近づくキロランケ‥
久しぶりの再会に言葉が交わされることはなく、姿を確認した瞬間に戦闘開始。しかもその戦いは相手の命を奪うような殺し合いとなってしまいます。
キロランケ重症・・・
最初にタックルした谷垣が馬乗りになってキロランケを殴っていたんですが、キロランケは下から氷の破片で谷垣を殴り応戦。
そのまま谷垣の上に乗り頭を氷のブロックで叩きつけ、谷垣にダメージを負わせますが、一瞬の隙をつき、キロランケが腰に帯同していたマキリを奪い谷垣が一刺し!
キロラケは右の脇腹に深くマキリを突き刺されていました。根本まで入っていたので、完全に死亡コースです。
ちなみにブロックを叩きつけられた谷垣は、占い師インカラマッのことを考えていました。インカラマッは美人ですが、谷垣はインカラマッの手の上で動かされている感もあります。
悪いのは月島軍曹か
谷垣が一人になったのは、鯉登が月島軍曹を探しに行ったためです。
月島は上述の通りスヴェトラーナを保護していたんですが、鯉登はそんな女ほっとけと意見が真っ二つ。
ここはどちらが正解か分かれるところでしょうが、割と緊迫した状況ではあるので、月島はまず仲間たちとの連携をしっかりすべきだったような気がします。
まあ月島と鯉登では考え方が根本的に違うんですね。鯉登はエリート軍人として育てられたので、ドライで合理的な思考をしています。
尾形はアシリパを説得
先週はアシリパを言いくるめようとして失敗した尾形百之助ですが、アシリパの素直な性格に付けこみ、網走監獄で杉元佐一とウイグルが撃たれた時に、キロランケが合図していた裏切り者であるとアシリパに打ち明け、アシリパを説得。二人で移動し始めました。
(ただしアシリパはまだ疑心暗鬼ですし、近づいてきている男が杉元佐一とも知りません。)
アシリパから何故今まで黙っていたのか突っ込まれたキロランケは、金塊地図を解読するためにキロランケが必要だと考えていたが、先ほどアシリパが思い出した様子だったので、今このタイミングだと中々うまいこと言いくるめていました。
尾形vs杉元佐一はあるのか
戦うんだろうなと思っていたら、先にキロランケと谷垣が戦い始めたので、杉元と尾形がいきなり殺し合いする展開はないかもしれません。
尾形はアシリパから情報を聞き出すことができればその場を離れ、戦闘を回避することができます。
尾形が戦闘を回避したい理由は、雪と氷で視界が悪くなってしまい、スナイパーにとって不利な状況になってしまったためですね。
アシリパは金塊へのヒントとなる情報を尾形に教えてしまうのでしょうか。186話へと続きます。
187話の展望とサイン色紙の謎
≪#GKA総選挙 【「月島軍曹」サイン色紙】野田先生コメント≫
(“宝塚歌劇の「花組ポーズ」をしながら「死ねばいい!!」と叫んでいる月島軍曹を”というリクエストで)「なかなか難しいポーズで色紙二枚目でやっと描けました。ポーズはこれで正しいのか分かりませんが、満足して頂けたら嬉しいです。」 pic.twitter.com/j6FZ8ks1rR― ゴールデンカムイ(公式) (@kamuy_official) 2019年1月9日
「宝塚」の「花組ポーズ」をしている月島軍曹。
ちなみにこのポーズ、
宝塚には花月雪星宙の5組あって一番最初にできたのが花組。
十年くらい前から花組のスターたちが決めポーズとしてやってるのが花組ポーズ。
「死ねばいい」は人気演目「エリザベート」で主人公の黄泉の帝王の決め台詞。とのこと。不思議なリクエストに野田先生が答えてくれました。
谷垣の生死は半々ぐらいですかね。何気に谷垣もブロックで殴られたので重症でも不思議じゃないです。キロランケは根っからの悪人ではないんですが、一応テロリストなんですよね。
生まれてきた環境がそうさせてしまったのでしょうか。この漫画は良い意味で展開が早いので、次回にはキロランケの生死が明らかになると思います。