ゴールデンカムイ187話の考察です。ネタバレ含みますのでご注意ください。
本日1月22日はカレーの日!
TVアニメ『ゴールデンカムイ』に登場した、エゾシカ肉のライスカレーは「食べてもいいオソマ」と呼ばれていましたが!? その美味しさに、アシ(リ)パさんも「ヒンナすぎるオソマ……」と悶絶ッ!!https://t.co/qneK6t7Tuy#ゴールデンカムイ#カレーの日#カレーライスの日 pic.twitter.com/IZBSINdsMB— TVアニメ『ゴールデンカムイ』公式 (@kamuy_anime) 2019年1月22日
アニメゴールデンカムイ。アシリパさすがの顔芸。
前回186話では、杉元と尾形ではなく、突如出くわしたキロランケと谷垣が激突。殺し合いに発展し、マキリを深く刺されたキロランケは重傷を負ってしまいます。(谷垣も頭を殴られ流血!)
アシリパは尾形の言葉を信じるべきか迷い中。尾形と杉元も殺し合いとなってしまうのでしょうか。
ゴールデンカムイ187話
アシリパから、刺青人皮解読の秘密を何とか聞き出そうとする尾形百之助が、四苦八苦してアシリパに嘘を並べていました。アシリパが気になっているのは当然杉元佐一のことです。
ホラー尾形百之助
既に尾形の理屈は綻びだらけなんですが、アシリパはいうて子供で素直なので尾形の言葉に耳を傾けてくれます。今週話でも撃たれた杉元の最後の言葉を語る尾形の話を真剣に聞いていました。(当然作り話)
『親友が旅順で死んだ。親友の未亡人に金塊を分けて欲しい』
死んだ杉元の遺言をそう捏造する尾形。完全に寅次のことですw
ただ本当は梅子なんですが、その未亡人をトメとして説明してました。尾形の記憶違いかもしれませんが、後の展開から考えると尾形の母親の名前なのかなと思います。
納得しないアシリパ
アシリパは「前はそのことを言わなかった、何故今それを言うのか』と当然の疑問を持ちます。
そこで尾形は、杉元が最後に口にしたのは親友の未亡人である女の心配だったから、それをアシリパは聞きたくなかったろ、とアシリパが杉元に特別な感情があることを見抜いて、それを利用するんですよね。
これは男子最低な行為です。尾形は顔は悪くないですがアスペなのでモテないでしょうね。残念なイケメンです。
尾形の墓穴
動揺していたアシリパは判断能力が鈍り、尾形の話を信じかけていたようですが、ある質問で完全に流れが変わります。
それは最後に杉元が何を食べたがっていたかについてです。
尾形はそこで「杉元はあんこう鍋を食べたいと言っていた」とアシリパに説明してしまいます。アシリパは杉元にとって特別な食べ物は「干し柿」と知ってますから、そこで尾形のデマを察知します。
(アシリパは杉元にそっと抱かれながら、私も杉元の故郷の干し柿を食べてみたいと言ってましたよね。早く再会して欲しい。)
何故あんこう鍋と言ったのか
完全に自分の話ですねwしかもあんこう鍋って答える時に恍惚の表情になってたのが怖かったです。
嘘やしゃべりが苦手だったから自分の話を織り交ぜ、未亡人の時にトメと言ってしまったことから、自分語りのスイッチが入ってしまったのか分かりませんが、完全に墓穴を掘ってしまいました。
嘘は真実と混ぜるとバレにくいという格言がありますが、完全に加減を間違ってしまいました。関係性を考えるとアシリパが杉元にとっての特別な食べ物情報を知っていた可能性は予想できたはずなので、濁すべきアシリパの質問でした。
やはり尾形百之助は、知略の方はあまり得意じゃないのかなと思います。
杉元到着
完全に狂ったのかアシリパと弟勇作を重ね、父親を殺したのも俺だと語り、更にはアシリパに銃を向ける尾形。完全に殺すモードに入っちゃってますが、その背後から吹雪に紛れて杉元佐一が鬼の形相で接近。
ターミネーター2で最後歯車にのってやってきたシュワルツェネッガーのような頼もしい登場です。
アシリパも一応尾形に弓を向けていましたが、「私は殺さない」として弓を下げていました。これは人を殺すことに躊躇したのかなと思いましたが、もしかしたら尾形の背後から近づく杉元に気付き、「私は殺さない。アンタを殺すのは杉元!」の意かもしれません。
188話
キロランケもそうですが、尾形もここにきて退場濃厚の危険が迫ってきました。ここまで怒った杉元は見たことがないので、死亡フラグビンビンです。
(アシリパへの危害、ウイルクの殺害など怒りが積もり積もってます。)
高確率で尾形は死ぬか戦線離脱になると思いますが、最後まで得体のしれない男でした。尾形に生存ルートがあるとすれば、理性を失った杉元がアシリパによって正気が戻り殺人は踏みとどまる、ぐらいでしょうか。
ブチギレを超えて一周回ってギャグのような表情になっていた杉元は必見です。188話に続きます。