ゴールデンカムイ194話の考察です。ネタバレ含みますのでご注意ください。
ゴールデンカムイ17巻発売を祝しまして尾形ケーキ🍰💗
ちゃんと勇作さんも作ってみました😂
尾形カッコ過ぎる✨ pic.twitter.com/uNKYjiDGwY
— 優雨🐦 (@friendly_rain05) 2019年3月19日
尾形ケーキ。
前回193話では、白石と杉元のお尻を使った触れあいもあり、シリアスな樺太パートは一区切りとなりました。一方鶴見中尉の使いできている二階堂と宇佐美は、一応仲間側の人間であるはずの菊田特務曹長と有古一等兵に金塊の詳しい情報を教えず、全く協力する様子がありませんでした。
手探りで金塊と刺青の情報を探る菊田と有古は、土方派のトニアンジ(聴力に頼った戦いを得意とする盲目の男)らから命を狙われることに。追っているうちに待ち構えていたトニアンジと菊田が遭遇してしまいます。
ゴールデンカムイ194話
都丹庵士(トニアンジ)の常套手段なんでしょうね。ターゲットの目を光に慣れさた後に灯かりを消して視力を無力化して優位に立つため、万全の準備で菊田特務曹長を誘導していたようです。
しかし菊田はかなり有能で、予め眼帯をしてその対策をしていました。ちなみに本誌で紹介がありましたが、海賊が良く眼帯をしているのは、船室に潜入する際暗さに目を慣らしておく目的、という説もあるようです。ただの中2病ファッションかと思っていました。へぇ~~!
トニアンジは撤退命令
慎重な男なので、3対1の状況にも関わらず撤退命令を下していました。だから新月にしようと言ったのにと悔やむトニ。そういえばトニは新月の真っ暗な夜に計画実行しようと提案してました。
しかし菊田らに目撃された落ち度があったため、按摩になりすましていた仲間に押し切られる形で計画を強行し、それが仇となってしまいました。
とはいってもまだ倒されたわけではありません。一応数的優位は作り出せています。
撃たれる菊田特務曹長
さすがはトニアンジ、視界を奪う作戦は一つだけではなく、登別地獄谷という火山ガスが充満したエリアに誘導して、今度こそ本当に菊田の視力を無力化することに成功。
集音用の耳当ても装着して今度は確実に菊田の胴体に銃を命中させていました。
しかし!!
何と菊田は露戦争のときに鹵獲(敵から奪った戦利品)に熱中しており、その時戦利品として手に入れた銃をホルスターごとコートの中に仕込んでいたのです。
それが防弾となり一命をとりとめた菊田は、まず敵の一人を倒していました。よく差し違える覚悟で体中にダイナマイト巻き付けて特攻する人がいますが、あんな感じで銃ぶらさげてました。
邪魔じゃないんでしょうか・・・w
まあ恐らくはお守りや防弾としての役割も兼ねているんですかね。ホルスターの位置的に銃としての実用性は低そうです。
二階堂と宇佐美も到着
菊田が攻勢になったところで、二階堂と宇佐美、更には有古も参戦。完全に形勢は逆転し、トニアンジは仲間を倒され一人になってしまいます。
(しかも有古は刺青の情報を入手。目撃したのは服の柄ではなく刺青模様だったことを知っています。鶴見にはワケあってか冷遇されていますが、かなり使える二人ですね。)
トニアンジは死んでしまうのか
一人になったトニアンジは坑道の中に逃げ込み4人を誘導。完全な暗闇な上に足元には氷筍という氷の柱があり音で居場所が分かるため、トニアンジの得意な状況です。
ただトニアンジは、「金塊の分け前を貰ったら海の近くで暮らそうか」と言っていたのですが、これは完全に死亡フラグですw
まあこれはベタな死亡フラグで遊んでいるだけっぽくもありますが、物語の展開上、菊田と有古がここでやられる可能性は相当低いので、トニアンジが勝つということはまずあり得ないと思います。
トニアンジ殺される・・・20%
トニアンジ倒されるも生存・・・60%
トニアンジを仲間に引き入れる・・10%
その他・・・10%
と予想しています。
個人的には音に頼り切っているので、それを逆手にとってトニアンジを追い詰めるような気がします。あとは洞窟ではなく坑道といっていたので、坑道ならではの仕掛けの可能性もありそうです。195話も楽しみです。