キングダム569話ネタバレと考察です。
前回568話では、楊端和(ようたんわ)がバジオウと共に敵に追い詰められるのですが、崖から向かいの崖に向けて飛びとりあえず危機を脱します。しかし重傷ですからそう遠くには逃げれないはず。追っ手をどう撒くのか、そろそろ楊端和のターンが見たいキングダム569話です。
キングダム569話ネタバレ
ばっさ~と楊端和を抱えて飛ぶバジオウ
飛んだ瞬間、追っていた犬戎軍は楊端和に死なれたと判断し、ロゾに殺されると悲観しますが、何とジャンプは成功。バジオウの化け物ぶりで向こう岸に二人は着地します。
ここで大事な事を一つ、ロゾによって楊端和は生きたまま連れて来いと言われているので、一旦楊端和は負けたとしても、その後の逆転生存ルートという王道のパターンも残されています。
犬戎軍の兵士はバジオウダイブが失敗すると確信していましたが、バジオウと楊端和は向こう岸に着地します。
しかし二人が動く気配を察知した犬戎軍は、すぐに近くにかかっている橋に向かいます。もうまともには動けないと勝利を確信しています。
二人きりの楊端和とバジオウ
飛んだ楊端和とバジオウはダメージが大きく横たわっています。
更に敵に追い詰められて二人きりになるのは随分と久しぶりだなと、死にフラグかのような昔話に花を咲かせます。
バジオウはこれだけ追い詰められたのはドン族との闘い以来、いやそういえばタシ族との闘いとカロン山での戦いでも二人きりになったと色々思い出すと、楊端和もメラ族も強かったと懐かし話。
しかし修羅場を潜ってきた楊端和にとって一番強かったのはバジオウのようです。
ここは二人二しか分からないやりとりがあり、楊端和はお前は私と出会わなければ、こんなに血を流さずに済んだかもしれないと胸の内を吐露します。
追い詰められる二人
何とか立ち上がる楊端和。
前568話でバジオウが楊端和に何かを誓ったと言った事について尋ねます。楊端和としてはバジオウに何か誓われた覚えはない様子。
二人で懐かし話をしている間にいつのまにか敵に囲まれていました。さすがにこれは脱出不可能だと思います。バジオウの死に場所になってしまうんでしょうか。
囲んだ敵達はバジオウを殺し、楊端和を生け捕りにする算段です。
バジオウも一応まだまだ敵を倒してはいるのですが、この場の犬戎軍を仕切るボスは、バジオウの化け物ぶりを知っているため油断せず、着実に追い詰めていきます。
ほどなくして、とうとうバジオウは倒れます。
バジオウの最期
美人の楊端和も血だらけでボコボコにされていました。
さすがにこの手負い状態でこの人数を相手にするのは厳しく、二人ともその場に倒れてしまいます。敵の犬戎軍も被害の大きさを嘆いてはいますが、楊端和が落ちては王翦(おうせん)側の敗北が濃厚となってしまいます。
自分も死にかけなのに、捉えられた楊端和の心配をするバジオウは、過去を思い出します。
どうやら楊端和と出会った頃の記憶で、野生児バジオウが初めて恐怖を感じたようです。
誌面では幼少時のかわいい楊端和が描かれていました。二人とも子供時点で相当な強さだったようです。
そして出会った時は敵同士、楊端和は追い詰めたバジオウにこう言うのです。
そこで楊端和と出会い、恐怖と同時に恐らく初めて人の優しさに触れたバジオウは、涙をこぼし楊端和に抱きしめられます。
するとバジオウは最後の力で再び立ち上がります。復活した事に驚く犬戎軍ですが、最後のあがきだと抑えにかかります。バジオウは死んでしまうのでしょうか。
犬戎の城
場面はかわり、追い詰められたとき散り散りに逃げた山の民の残党と、久しぶりに登場のエンポ爺がいます。
別れ際に楊端和に告げられた集合場所に向かう話し合いをしています。
山の民たちは楊端和の元に向かうものとばかり思っていましたが、何とエンポ爺の命じた行き先は、楊端和のいる場所ではないのです。
なんと犬戎の城!!
楊端和は肉を切らせて骨を断つかのように、自分をエサに敵兵をおびき寄せ手薄になった犬戎の城を狙っていたのです。
しかし大軍が出たといっても無人ではありません。そう言いながら族長と共に山の民たちは犬戎の城への壁を登り始めます。569話はここまで。570話に続きます!
楊端和の生存ルート
冒頭で少し触れましたが、ロゾの残虐性により、その場で捉えられても殺されるまでにタイムラグがありますので、それを利用しての生存ルートの可能性は高そうです。
バジオウは・・・恐らく死んでしまうと思うのですが、どうでしょうか。バジオウの生存ルートは私では見つける事ができませんでした。
今まさに山の民軍が犬戎の城を落とそうとしていますので、城を落とした彼らとの交換条件か壁の男気作戦か分かりませんが、間違いなく楊端和は生き残ると確信しています。
570話が非常に楽しみにです。