キングダム571話ネタバレと考察です。
前回570話では、追い詰められた楊端和とバジオウの元に、なんとシュンメンら山の民達が駆け付けます。窮地は脱しますが敵側も犬戎王ロゾや舜水樹が到着。ついでにこっちは頼もしいフィゴ軍が到着。
ロゾは狙いをフィゴに定め、この二人の軍の戦いが開始されます。
キングダム571話
血まみれにされたバジオウと楊端和(ようたんわ)を見てやや冷静さを失っているタジフが敵をしつこく攻撃しますが、山の民達はその辺にしておけとその場からの撤退を促します。
そう、彼らは早く森の外に出て、ある戦いの様子を伺わなければいけません。
フィゴ軍と犬戎王軍の激突です。
両大将のフィゴ王ダントとロゾは今の所やられる姿を想像できない程強キャラとして描かれているので、どっちがやられてもショッキングな事になりそうです。(メタ的な視点で考えるとダント敗北の一択ですが…)
ただ史実ではこの辺の細かい戦いの事は分からないので、漫画ではどちらにも展開させることはできます。
フィゴ王ダント
かなり疲弊しているはずですが、それでも敵を殺し続けるダント。バジオウも驚くべき強さでしたが、このダントも近い力がありそうです。
一方ロゾもそこそこの精鋭部隊であるはずのフィゴ軍が怯むほどの強さで山の軍を蹴散らします。しかもこっちはダントと違ってまだ元気いっぱいです。
遠くから戦況を見つめるタジフ達は、戦況を分析をしますが、フィゴ軍が消耗しているため自分たちが加勢するか、あるいは楊端和を逃がすべきか決めかねている様子。
とそこにある男が駆け付けます
ブネン到着
タイミング悪い事に、敵の趙軍として戦うブネンも来てしまいました。
部下達は、ロゾ軍を相手に善戦する山の軍を見て感心するも、我々の加勢でこちらの勝ちになるとブネンに判断を仰ぎます。
自分達が楊端和を捕え、ブネンにロゾの援軍に行くよう促す側近ですが・・・
ブネンは何とここで自分が楊端和をヤルと決断
ヤルという言葉に、ロゾより先に楊端和をゲットしては無事ではすまないと恐れおののきますが、ブネンは止まらない様子です。楊端和はそれほどまでに魅力的なんでしょう。
(ロゾは楊端和を生きたまま捕まえてまずは自分のモノにするつもりです。)
もしかするとブネンはこの混乱に乗じてロゾに下克上するつもりなのかもしれません。崖を下りてくるブネン軍を見て、楊端和が退却しようとするのですが、またまたある人物が到着
壁とキタリも来ました
壁!!!そしてキタリ殿が到着!!
ブネン軍を追っていたため、彼らも到着して全員集合。意外と元気そうです。
彼らは崖の下で大乱戦が行われている事に驚きますが、キタリはすぐに状況を把握。この場面のキタリは巨乳に描かれていました。
キタリは現在の全員集合の状況は楊端和の誘導によるものと理解し、ここが遼陽(りょうよう)の戦いの決着の地と考え、楊端和を助けに行こうとする壁に驚くべき指令を出します。
何とロゾの首を壁に取らせようとしています。
壁vsロゾ
下で鬼神のごとく暴れまわっているロゾを倒せと言うのです。ビビる壁はなんども確認していましたw
この機に全てがかかっていると叫ぶキタリは、パっとしない上に兵糧を焼かれた最低の男と壁をこれでもかと罵倒w
しかし、ここで敵の大将ロゾの首を取れば全部帳消しと壁を鼓舞。
楊端和もダシにすると壁も観念してロゾに突撃を開始。明らかに自分より強いロゾを見て壁はビビっていましたが、腹をくくり突撃を決意。
これまで死地を潜り抜けてきた壁ですが、この最大のミッションをクリアできるのでしょうか。
降りてくる壁を見て、(キタリ率いる)メラ族ではなく、頼りない壁が援軍となったことにフィゴ王はやや落胆、壁は名前すら覚えてもらっていない様子でした。
さらにフィゴ王ダントは、犬戎の城に山の民が向かっている事を敢えて敵に聞こえるように口にします。
舜水樹はUターン
それを聞いた舜水樹(しゅんすいじゅ)は、楊端和の狙いを察し急いでその場を離れ城に向かいます。
ダントの部下は心配しますが、敵軍が着くまでにもし城を取れておらねばどのみち別動隊には城をとる力がないとクレバーに分析。
舜水樹を退却させたのも意図的でしょうし、ダントは強さだけでなく知略も兼ね備えているようです。
そして・・・ロゾ対ダント!!大物同士の激突です。
、物語の事を考えると超高確率でロゾに殺されてしまうでしょうね…好きなキャラだけに残念です。ダントはかなり疲れていると思うのでそれが影響しそうな気がしています。
しかし我らが壁将軍が仇を討ってくれるはずです。571話はここまで。572話に続きます!