キングダム593話考察です。ネタバレ含みますのでご注意ください。
『もしスリッパを持ったまま、キングダムの世界に入ってしまって更にはアサシン集団に襲われたら』
対処法です。#キングダム 来月から公開ですよ。 pic.twitter.com/eszasnuKq1— TAK∴ (坂口拓) (@tak_ninnin) 2019年3月12日
映画キングダムで左慈役の坂口拓さんのスリッパアクション。キレが凄い。
前回592話では、仲間を見捨てる戦いを覚悟したはずの松左が、新人達をほっとくことができず助けに行ってしまい、死亡まったなしの状態になってしまいます。松左が戻らないことを知った渕や、助けられた干斗達の動向が気になります。
松左の最後の願いは「少しでも信の近くに」という信への愛と忠誠心に満ちたものでした。それほどまでに慕われる信は同志の期待に応えることができるのでしょうか。
キングダム593話
一応まだ生きてる松左ですけども、もはや自分では歩くことができない状態で両脇を干斗らに抱えられて戦場を移動していました。
本来ならば担架や盾で移動させた方がいいんでしょうけど、自分の足で立って信の近くに行くという飛信隊としての矜持ですかね。立ってた方が絵にもなりますしね。
崇原(すうげん)のもとに到着
崇原とは眼帯をした片目の剣士。飛信隊でもかなり強い部類の男です。
(その崇原ですらキョウカイの強さを見て衝撃を受けていました。ドラゴンボールでいうなら崇原はクリリン、キョウカイはピッコロみたいなもんですかね。)
とりあえず窮地を脱した干斗、松左らは移動するうちに崇原が戦う戦場に到着。どうやらその先で信が戦っているようです。松左の命は先が長くないということは理解しているはずなので、松左が生きているうちに何とか戦う信の姿を見せてやりたいところでしょう。
松左は目も開けられないほど衰弱していますが、最後に信からエネルギーを貰って信の姿を目に焼き付けて、救いのある最期を迎えて欲しいですね。
信の無双
死にかけの松左の次のページは、王騎から貰った矛で無双している信のページでした。松左の期待通りの暴れっぷりをしている信はかっこいいですね。ちなみに信にやられた敵はやはり宙を舞っていましたw。
やられた敵が物理法則を無視して宙を舞う演出というのはキングダムならではですね。(過去には聖闘士星矢でもその演出が多用されていました)
この信の強さにさすがに趙峩龍の側近たちはかなり焦っていました。しかし将である趙峩龍はまだ汗一つかいていません。乾燥肌なのかそれともまだ余裕があるのかどっちなんでしょうか。
趙峩龍の信に対する評価は
趙峩龍は信をまるで王騎のようだと表現していました。
これは強さに対する評価もあるんでしょうけど、戦場でのスタイルもあった感じですね。安全圏にいるのではなく、武将自ら先陣にたって戦い仲間を鼓舞する共通点を見出していました。
その強さに敬意と脅威を感じた趙峩龍は、信が本陣に到着する前に自ら動きだしていました。
趙峩龍の作戦
鬼気迫る信を見て一定の評価をした趙峩龍でしたが、正面から受けて立つのほどお人好しでも熱い男ではありませんでした。龐煖(ほうけん)みたいなバトル狂いの男はそんな多くはないんですね。
趙峩龍は一旦本陣から離れ、信達が「あいつら逃げた」とばかりに焦って追っきたところを迎え撃つ作戦をとっていました。これは嫌な敵ですね。信や王騎が苦手とする嫌らしい戦いをするタイプです。
趙峩龍はどうやら王騎や信の弱点を確信しており、それは「正面衝突には強いが横からの攻撃には弱い」というものです。
実際に飛信隊は勢いを失って敵にうまく反撃されていました。
徐林と徐肖
趙峩龍軍の土雀左隊長と土雀右隊長の徐林と徐肖が信の首を取りに来ました。
(趙峩龍は最強の徐兵団と称していたので、かなり信頼している部下のようです。)
とはいえまあこんなポっと出のモブキャラに主人公がやられるわけないですけどね。隊長とはいってるものの、ヒゲの生え方が二人とも同じでこりゃ原先生あまり力を入れて描いてないぞと思ってたら案の定信にあっさりと一人がやられていました。
あとは信の遠くに干斗と松左がうっすら見える位置にきていたので、松左の思いが伝わったのかもしれないです。
ちなみに信にやられたのは徐林の方です。一気に徐肖も打ち破って趙峩龍を追い詰めることができるのでしょうか。
594話 テンが危ない
趙峩龍のセリフからテンのいる本陣が狙われている感じがしました。まあそりゃそうです、趙峩龍も指くわえて待ってるだけじゃなかったでしょうし。
しかし趙峩龍は自ら動いたことで、ここで信を討つことができなければ、本陣から孤立した状況で信と戦うことになります。
趙峩龍も強いことは間違いないですが、追ってきた信と、思惑外れて渋々迎え撃つことになった趙峩龍では、かなり信のほうが有利な精神状態で戦うことになるはずです。
ちなみに史実では趙だけでなく、楚や燕も滅ぼし統一王朝を築くことになる秦ですが、このペースでいくと100巻以上のボリュームになってくれそうです。まずは目の前の趙峩龍をどのように倒すのでしょうか、松左とともに信を見守りたいと思います。